YUCACOシステムで一年を通して快適な生活が送れる全館空調の家

新築住宅2階建て2LDK全館空調書斎インタビュー

HOUSE DATA

札幌市 2人家族 2023年

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ポイント

家づくりのきっかけは?

祖母の土地を活かす決断


祖母がこの土地を持っていたのですが、建物がとても古くて、もう解体しなければいけないくらいの状態だったので、解体して駐車場にしようかと悩んでいたんです。

私たちもずっとアパートでの賃貸暮らしで落ち着かない生活をしていたこともあり、「それならこの土地に家を建てよう」という話になりました。祖母が「家を建てるお金があるなら土地をあげるよ」と言ってくれたことも、きっかけのひとつです。

弘信建設との出会い

妻の父が弘信建設さんと知り合いだったので担当者の方を紹介してもらいました。

弘信建設さんは以前から評判も耳にしていましたし、担当の方とお会いしたときに信頼できそうだと感じたので、建築をお願いする前提でプランを考えていただくことにしました。

家づくりの要望・こだわりは?

快適さと効率を重視

家を建てることは決めていたものの、どんな家にしたいかはまったく決めていなかったんですよね。

ただ、冬は暖かく、夏は涼しい家にしたいという思いがあったので相談すると、弘信建設さんから全館空調「YUCACOシステム」をすすめてもらいました。

家の断熱性能を高めて、エアコン1台で効率的に冷暖房できるシステムだと聞いて、「それがいい!」と思い採用することにしたんです。月々のランニングコストが抑えられる点も魅力でした。

間取りと動線の工夫

  • 空間の無駄をなくし、部屋数もなるべく少なく
  • 前の家で使っていたタンスを新居でも使いたかったので、それを置ける部屋数を考慮
  • 家事がしやすい間取りを設計担当の方に提案してもらい、それをベースに
  • 洗濯物を部屋干ししたかったのでインナーテラスも要望

個人的なこだわり空間

リビングの隣には「推し活部屋」をつくりました。コレクションのぬいぐるみやグッズを並べるために造作棚を作ってもらいました。棚にはまだ余裕があるので、新しいグッズも増やせてうれしいです。

また、ハンモックのある家に憧れていたので、この部屋の天井を補強して取り付けてもらいました。

2階の書斎は提案のプランに入っていたのでそのまま採用したのですが、コンパクトな個室なので、リモート会議や集中して書き物をしたいときに使っています。オンラインゲームをするのに音が漏れにくくて便利です。もちろんここにも空調が入っているので快適な室温なのがありがたいですね。

デザインのこだわり

外観は「お菓子の家みたいな可愛い家」に憧れていたので、チョコケーキのような色合いにしました。

室内は1階を白を基調に、カーテンなどのアクセントカラーを濃紺に。2階のアクセントクロスも同じ色に統一しています。

提案プランに変更を加えた部分は?

吹き抜けから居室へ

打ち合わせを進めながら要望が出てきたので、その都度相談して図面を変更してもらいました。

最初のプランから大きく変えたのは、吹き抜けをなくしたことです。吹き抜けをつくるとタンスが置けないと気づいて、2階に居室を設けてもらいました。

断熱性と収納の工夫

また、私は日光アレルギーがあるため、一般的な家よりも窓を小さくしてもらいました。結果的に断熱性が上がったのかな、と思っています。

さらに、備え付けの収納もほしかったので、2階の各部屋にクローゼットを組み込んでもらっています。収納は各所に配置してもらったので、まだまだ余裕がありますね。

全館空調「YUCACOシステム」を導入した理由は?

コスト面での判断

オール電化は光熱費が高いというイメージがありましたし、最初はガス暖房にしようかなどと考えていたんです。

でもYUCACOシステムの仕組みを知って「これならオール電化の方がお得だ」と思い、切り替えました。

導入時のコストはかかりますが、祖母のおかげで土地代がかからなかった分、建物にお金をかけられるというのもありましたし、月々の光熱費も節約できるなら、こっちの方が私たちはいいかなと。

システムのメリット

結局、夏を乗り切るためにはエアコンをつけることになるだろうし、YUCACOシステムならエアコン1台の全館空調なので、1階と2階にそれぞれエアコンを設置する必要がないのもメリットだと感じました。

使わない部屋や、冷えすぎてほしくない寝室などは送風を止めることもできます。オール電化は乾燥しがちですが、YUCACOシステムなら加湿器1台で十分なので助かります。

全館空調「YUCACOシステム」のメンテナンス性は?

システムの仕組み

空調の調整は2階の空調室で行っています。そこに家庭用エアコンが1台設置してあり、その部屋から家中に風が送られる仕組みです。

エアコンを使い始めて1年半ほど経ちますが、専門業者に掃除をお願いした際もほとんど汚れていませんでした。お掃除機能付きのエアコンを採用したおかげかもしれません。

ちなみに、空調室はコンクリート打ちっぱなし風の壁紙を選んでいます。研究所のような雰囲気にしたかったので格好良くて気に入っています。

全館空調「YUCACOシステム」で快適さを感じる場面は?

日常の快適さ

とにかくいつでも快適です! 真夏の暑い日でも、外から帰って玄関を開けた瞬間に「涼しい〜!」と思わず口に出して言ってしまいます。夏の寝苦しさからも解放されました。室温が常にちょうどよく、エアコンのように局所的に冷えたり、ストーブの周りだけ暖かいといったムラがありません。

意外なデメリット

デメリットといえば、家の中が快適すぎて外の気温がわからなくなること(笑)。玄関を開けて外に出たときに暑さ寒さに驚くことが多いので、服装を決める前に必ず天気予報をチェックするようになりました。

コスト面での実感

以前は2LDKのアパートで、エアコンもなく、夏は室温が38℃を超えることもありました。

今は設定温度25℃で快適に過ごせていて、電気代も安く感じます。冷暖房以外も含めて、夏で月1万5千円、冬で3万5千円ほどでしょうか。

春や秋はエアコンを止めて24時間換気だけで十分です。窓を閉めっぱなしでも空気がこもらず、花粉や埃も入らないので掃除が楽になりますね。

実際住んでからの1年分の光熱費

住み心地はいかがですか?

生活の変化

住み始めて1年半になりますが、不便に感じるところはまったくありません。

キッチンやお風呂の使い勝手も良くなりましたし、生活音を気にすることもなくなりました。以前は集合住宅だったので、早朝や夜遅くの掃除機・洗濯機の使用に気を遣っていましたが、今は気兼ねなく使えます。

新しい楽しみ

音楽やテレビの音もほどよい音量で楽しめるので、ロールスクリーンとモバイルプロジェクターで簡易ホームシアターをつくり、映画鑑賞を楽しむようになりました。

季節を問わない快適さ

この夏はとても暑かったのですが、外出せずに家で過ごす時間が増えました。冬も暖かく、もこもこの部屋着や靴下が不要になりました。床暖房ではありませんが、空調が床下を通るので足元まであたたかいです。冬でもスウェットといった薄手の服で過ごせます。

正直、旅館やホテルよりも自宅の方が快適なので、わざわざ旅行とかはしなくていいかなと思ってしまいますね。

この快適な生活を経験してしまうと、もう前の暮らしには戻れないと感じています。

■弘信建設 担当者より

プラン作成のアプローチ

M様の住まいは「どんな家にしたいか」「どんな生活がしたいか」ということからご夫婦にじっくりとヒアリングを行い、ご要望を一つひとつ反映しながらプランを作成いたしました。

全館空調「YUCACOシステム」で快適に過ごされているようで、私どももうれしく思います。

YUCACOシステムの特徴

「YUCACOシステム」は、高い気密・断熱性能を前提としたシステムです。エアコン1台で家全体を快適に保つため、断熱性能が標準仕様より高いYUCACOシステム用の断熱仕様を採用しています。一定以上の性能を満たさなければYUCACOシステムを導入できないため、厳しい基準をクリアしています。

メンテナンス性の高さ

エアコン1台で冷暖房するシステムにもさまざまなタイプがありますが、メンテナンス性を考慮し、床下や天井裏ではなく空調室に設置しているというのも大きなメリットです。設置するエアコンは専用機ではなく一般的な家庭用タイプのため、掃除や交換も容易です。家電量販店での購入・設置も可能で、将来的なメンテナンスや買い替えもしやすいでしょう。

その他の選択肢

なお、「YUCACOシステムほどではないがランニングコストを抑えたい」「初期コストをもう少し控えたい」という方には、エコジョーズのご提案も行っています。

省エネで快適な家を建てたい方はぜひお気軽にご相談ください。お施主様のライフスタイルに合わせた最適な住まいをご提案いたします。

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